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多田 健一; 長家 康展; 谷中 裕; 横山 賢治; 沖田 将一朗; 大泉 昭人; 福島 昌宏; 中山 梓介
Journal of Nuclear Science and Technology, 21 Pages, 2023/04
被引用回数:6 パーセンタイル:99.12(Nuclear Science & Technology)日本の新しい評価済み核データライブラリJENDL-5が2021年12月に公開された。本論文は、核分裂炉に対するベンチマーク計算によりJENDL-5の妥当性を実証するものである。ベンチマーク計算は連続エネルギーモンテカルロコードMVP、MCNP及び決定論コードMARBLEを用いて実施された。ベンチマーク計算結果より、核分裂炉に対するJENDL-5の計算精度が、以前のJENDL-4.0に比べて改善されていることが分かった。
池田 裕二郎; 高橋 克人*
プラズマ・核融合学会誌, 72(3), p.243 - 248, 1996/00
平成7年10月から掲載が続いているプラズマ核融合学会誌の講座「中性子工学」の最終章として、最近の関連する話題についてその重要性を記述するとともに、全体のまとめと今後の中性子工学の動向について執筆したものである。
馬場 護*; 中川 庸雄
JAERI-M 93-046, 379 Pages, 1993/03
1992年核データ研究会が、1992年11月26日と27日の両日、日本原子力研究所東海研究所において開かれた。この研究会は、日本原子力研究所のシグマ研究委員会と核データセンターが主催して開いたものである。口頭発表では、15件の論文が「JENDL-3改訂の現状」、「群定数の調整」、「中間エネルギーの核データ」、「核データ評価手法」、「積分データ解析」及びトピックスのセッションで報告された。ポスターセッションでは、核データの測定、評価、積分テストに関する25件の報告があった。シグマ委員会のワーキンググループ活動報告もポスターセッションで行われた。このレポートは、ワーキンググループ活動報告を除いた40件の報告をまとめたものである。
中沢 正治*; 小林 捷平*; 岩崎 信*; 井口 哲夫*; 桜井 淳; 池田 裕二郎; 中川 庸雄
JAERI 1325, 132 Pages, 1992/03
シグマ研究委員会ドシメトリー積分テストワーキンググループの作業として、JENDL-3の評価値を基にしたJENDLドシメトリーファイルの編集および積分テストを行った。ドシメトリーファイルに格納したデータは、61反応の断面積と誤差データ(共分散データ)である。断面積データは主にJENDL-3の評価値を、誤差データはIRDF-85のデータを採用した。データは20MeV以下のエネルギー範囲で与え、ENDF-5フォーマットでpoint-wiseファイルとgroup-wiseファイルの2種類のファイルを作成した。積分テストの結果、JENDLドシメトリーファイルのデータはIRDF-85に比較すると概ね良好な結果を与えるが、今後改良すべき問題点も見つかっている。本報告ではJENDLドシメトリーファイルの内容と積分テストの結果について述べる。
浅見 哲夫; 水本 元治
JAERI-M 86-080, 429 Pages, 1986/06
1985年核データ研究会が昭和60年11月12~14日に日本原子力研究所東海研究所において開催された。この研究会はシグマ研究委員会のもとで毎年行われているものであるが、今回は特に中国から4名、インドネシアから1名の研究者の参加を得て催された。研究会では、(1)各国の核データの活動、(2)シグマ研究委員会のワーキンググル-プ活動、(3)核データのトピックス、(4)核データの絶対測定と相対測定の関係、(5)核融合炉用核データ、(6)重核のデータ のテーマが採り挙げられた。また、この他にポスタ-セッションが「日本国内での中性子断面積の測定並びに装置」のテーマで行われた。この報告書には、これらの発表論文ならびにポスター発表が収録してある。
長家 康展; 多田 健一
no journal, ,
日本の評価済み核データライブラリの最新版であるJENDL-5が2021年12月に公開された。原子炉炉心の臨界性に対するJENDL-5の予測精度を評価するため、JENDL-5のベンチマークテストを行った。総合的に見てJENDL-4.0を上回る予測精度であることを確認した。
多田 健一
no journal, ,
日本の評価済み核データライブラリの最新版であるJENDL-5が2021年12月に公開された。原子炉炉心の臨界性に対するJENDL-5の予測精度を評価するため、JENDL-5のベンチマークテストを行った。総合的に見てJENDL-4.0を上回る予測精度であることを確認した。また、JEDNL-5の検証のため、軽水炉体系(単ピンセル体系及び単一集合体体系)において燃焼計算を行い、JENDL-5と既存の核データライブラリの比較を行った。その結果、Pu-239やGd-155, Gd-157の変更の影響で、臨界実験解析では見られなかった差異が燃焼計算でみられることが分かった。